巨人 ドラフト2位・田和廉の自己分析力が凄い シンカーだけじゃない 新魔球習得に着手

[ 2026年3月6日 07:15 ]

巨人・田和
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 春季キャンプ中、巨人投手陣のブルペンで捕手陣の視線をくぎ付けにしている新人がいた。ドラフト2位右腕・田和廉投手(早大)だ。

 田和と言えば決め球・シンカーが最大の武器。球速の違う2種類を操り、大学時代は主に抑えとして29試合に登板して防御率2・08。巨人でも即戦力としての期待は大きい。

 まだ新人。それでも田和は一つの大きな決断を下していた。キャンプ前に行われた合同新人自主トレ。5日目の1月18日に初ブルペン入りすると、右腕の口からは予想外の言葉が聞かれた。シンカーは130キロ台と110キロ台の2種類があったが、大学時代から「このレベルならプロの世界入ったら遅いシンカーを使うことはあんまないんじゃないかって」と分析。実際にプロのブルペンで想像を膨らませながら投じてみると「バッター目線で自分がどうかって考えた時にやっぱりあんま使うことないんじゃ」と感じたといい、その自己分析力には驚かされた。

 ただ封印するだけではない。プロ仕様にアップデートするため、新たな武器も模索中。高速シンカーより速い140キロ台のスプリットに大学卒業前から挑戦しており、プロ入り後もブルペンで何度も試投を繰り返している。「バッターが“今の球はなんだ”って考えてくれるだけで。ストライクじゃなくても自分はいいかなと思うんで。そういう意味でも放れたらなと思います」。キャンプではブルペンでシンカーを投じると横のレーンで捕手を務める甲斐や山瀬が驚きの表情を見せることが何度もあった。探究心旺盛な右腕なら、習得中のスプリットも同じレベルに達する日も遠くないはずだ。(記者コラム・村井 樹)

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