メッツ傘下3A・藤浪晋太郎「あまり書きたくない事ですが」現状語る「自分自身に期待しては裏切られ…」

[ 2024年8月13日 14:10 ]

藤浪晋太郎(AP)
Photo By AP

 メッツ傘下3Aシラキュースに所属する藤浪晋太郎投手(30)が12日(日本時間13日)、自身のインスタグラムを更新。現在の心境を記した。

 藤浪は『DFA』と書き出し「Instagramらしいキラキラした話や、良い報告ではありませんが…笑 先日、Metsより『今日、君をDFAにすることになった』と電話があり、メジャー40人枠から外れることになりました」とDFAになったことを報告した。

 その上で「いわゆる日本の戦力外とは少しニュアンスが異なるのですが、それでも『怪我のリハビリを終えてすぐにメジャーに復帰する』という目標を立てていた自分にとっては、悔しすぎる通告でした」と記した。

 そして「今シーズンは出だしから結果が出ず、野球人生で初めての怪我による長期離脱、そしてDFAと、毎日毎日、自分自身に期待しては裏切られ、失望し、それでも懲りずに新たな自分を求め期待する。そんな日々の繰り返しです」と現在の心境をつづった。

 それでも「とまぁそんな日々ではありますが、(ここまで自分で書いてて『うわ、重っ』っと思ったので急ハンドル)『野球が上手くなりたい』『何とか這い上がったる』という気持ちはずっと持ち続けていますし、決して心が折れたりなどではありません 辛いこともありながらも楽しく野球に取り組んでいます」と前向きに軌道修正。DFAとなり、ウエーバーで獲得を希望する球団がなければ自由契約などの可能性もあったが、3A残留を選択した。

 このタイミングでの投稿を「これを書かずに他の投稿も更新したりでけへんなぁと思ったので、あまり書きたくない事ですが報告させて頂きました」と説明した。

 最後に「これからも、誰のものでもない自分の人生だと図に乗って、しくじって、泥臭く、粘り強くチャレンジし続けていこうと思います!応援してくださってる方々には、なかなか良いところをお見せできていませんが、懲りずに応援していただけたら幸いです」とまとめ「ほなまた」で締めた。

 藤浪は今季メッツに加入も、オープン戦では5試合、3回2/3を投げ5四死球で防御率12・27など不振が続き、開幕をマイナーで迎えた。3Aでも制球難を克服できず、7月26日にメッツがメジャー出場の前提となる40人枠から外すDFAとした。その後、傘下3Aに残留することが発表されている。

 3Aでは今季16試合に登板し、防御率8・80。今月6日(同7日)のウースター戦で1回無失点で今季初セーブをあげた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年8月13日のニュース