日本ハム・山本拓 新球シュートに磨き…愛の力で充実キャンプ

[ 2024年2月9日 06:00 ]

ブルペンで投げ込む日本ハム・山本拓(撮影・高橋 茂夫)
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 ブルペンでも度胸満点だった。昨季に中日から加入した右腕・山本拓は、伏見が打席に立っても恐れずに内角のシュートを投げ込んだ。昨秋から取り組む新球種で「右打者の内角は課題の一つ。(新任の)武田コーチもシュートを武器にしていて、昨秋からちょっと聞いていたので。自分の引き出しにしていけたら」と今後も磨くつもりだ。

 今オフには一般女性との結婚も発表。第1クール中は妻もキャンプ地の沖縄・名護を訪れた。中日からともにトレード移籍した郡司を交えて食事にも出かけ「3人で結構、仲が良くて。札幌でもご飯を一緒に行ったりしてるんです」と明かす。

 “愛の力”もあって、練習への意欲も増すばかり。日本ハムで初の春季キャンプだが「ファイターズの方が全体練習の時間は短いので、自由度が高い分、何もやらないと駄目になる。でも、自分で計画立ててやるのは好きなので」と前向きに捉える。中継ぎの勝ちパターンに入るため、24歳右腕はレベルアップを図る。(田中 健人)

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