ロサンゼルスの2大スター、レブロン・ジェームスと大谷翔平 地元紙が比較した“稼ぎの面”

[ 2024年2月9日 10:16 ]

ドジャース・大谷翔平
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 ロサンゼルスの2大スポーツスター、NBAレイカーズのレブロン・ジェームス(39)とMLBドジャースの大谷翔平(29)について、ロサンゼルスタイムズ紙のビル・シャイキン記者が、8日(日本時間9日)、収入の面で比較している。

 大谷は10年総額7億ドルで契約、これは北米のチームスポーツでは史上最大の契約だ。契約や年俸情報に詳しい米サイト「スポトラック」によると、ジェームスが選手として稼いできた総額は、23年-24年シーズンまでで総額4億7900万ドル。この面では大谷に軍配が上がる。

 しかし、人気抜群で、バスケットコートで敵を圧倒してきたジェームスはフィールド外での稼ぎが大きい。スポーツビジネスのサイト「スポルティコ」によると、広告、スポンサー収入など様々な副業で、23年は8000万ドルを稼ぎ、世界一。ちなみに2位はゴルフのタイガー・ウッズとサッカーのリオネル・メッシで6500万ドル。4位はサッカーのクリスティアーノ・ロナウドで6000万ドル、5位はNBAのステフィン・カリーで5000万ドル、6位はNBAのヤニス・アデトクンボで4500万ドル、7位はNBAのケビン・デュラントで4200万ドル、8位はゴルフのローリー・マキロイと大谷で4000万ドルだった。

 スポーツビジネスのサイト「スポルティコ」は23年、世界で最も稼いだトップ100アスリートのランキングを発表しているが、1位はサッカーのロナウドで2億7500万ドル、その内2億1500万ドルがサラリー。2位がゴルファーのジョン・ラームで2億300万ドル。3位がサッカーのメッシで1億3000万ドル。4位がジェームスで1億2570万ドル。5位はサッカーのキリアン・エムバぺで1億2500万ドル、6位はサッカーのネイマールで1億2100万ドル、7位はNBAのカリーで9890万ドル、8位はNBAのアデトクンボで8840万ドル、9位はNBAのデュラントで8690万ドル、10位はNFLのパトリック・、マホームズで8430万ドル。大谷は年俸3000万ドルと広告、スポンサー収入などが4000万ドルで合計7000万ドルで16位だった。

 7000万ドルは野球選手では1位。他の野球選手は副業での稼ぎが少なく、700万ドル以上稼いでいる者は一人もいなかった。

 ブライス・ハーパーが700万ドル、マイク・トラウトが500万ドル、アーロン・ジャッジが400万ドルだった。

 さて来季だが、ジェームスのレイカーズとの契約は、24年-25年シーズンについてはプレーヤーオプションがあり、行使すれば5140万ドルになる。副収入が同じだとすると1億3140万ドルになる。大谷の広告、スポンサー収入などの稼ぎは24年は5000万ドルに増えるとされており、7億ドルの契約を10で割ると7000万ドルで、総額は1億2000万ドル。他の選手が同じだとすると世界ランキングでは7位とトップ10入りする。

 ただ、ほとんどが後払いで24年に貰うのは200万ドルとなっており、正しい総額は5200万ドル。ゆえに23年に当てはめれば、28番目とランクは下がり、ジェームスにも大きく引き離されてしまう。

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