ロッテ・横山“曲がらないカット”で守護神奪う ライブBP初登板で好投「理想の軌道に近づいている」

[ 2024年2月9日 05:20 ]

ライブBPに登板したロッテ・横山は小川から空振りを奪う(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 ロッテ・横山は“曲がらないカットボール”で守護神の座を目指す。実戦形式の「ライブBP」に初登板。打者4人を相手に20球を投げ、安打性1本に抑えた。昨年12月から取り組む新球の精度に「自分の理想としている軌道に近づいてきている」と手応えを深めた。

 右横手投げから繰り出す直球は、通常がシュート回転で右打者の内角へ変化する。一方、カットボールの目指すべき球筋を「オーバースローが投げるようなシュートしない真っすぐ」と表現。シンカー、スライダーに加えることで投球の幅を広げる狙いがある。

 4年目の昨季はプロ初ホールド、初セーブ、初勝利をマーク。秋には侍ジャパンにも選出された。「一番目指してるのはクローザー。でも、まずは勝ちパターンで投げてチームに貢献できれば」と力を込めた。(大内 辰祐)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年2月9日のニュース