巨人・坂本が現状維持の6億円で更改「まだまだやれるなと」優勝誓う 複数年契約、来季が最終年

[ 2023年12月5日 14:49 ]

<巨人 坂本更改>現状維持で更改した坂本 (撮影・西川祐介)
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 巨人・坂本勇人内野手(34)が5日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸6億円でサインした。会見では複数年契約の最終年となる来季へ、熱い気持ちを語った。(金額は推定)

 坂本は更改を終え、「それなりにはできたシーズン。まだまだやれるなと。ポジションも代わりますし、来年が凄く大事かなと思います。サードどうやったらうまくなるかなと、そういう楽しみはあります」と今季を振り返り、来季に向けては「ジャイアンツというチームは優勝しないと評価されない。僕は阿部さんには特別な感情ありますし、一緒にチームがいい方向に向いていけるように全力でやっていきたい」と笑顔で語った。

 来年の目標については「この3年、4年ケガが多い。ケガしないことと、優勝ですね。優勝して監督を胴上げしたい」と抱負を語り、コンバートされた三塁手については「ゴールデングラブだったり、違うポジションでとれる可能性があるので、楽しみというか、新しい目標ができた。グローブはでかい方がいいなと感じましたし、数をこなしたい。自主トレから、角度も違うし早く慣れたいなと思います」と語った。

 17年目の今季は116試合に出場し打率・288、22本塁打、60打点。4月18日には通算2000試合出場。5月30日のロッテ戦では、史上初となる遊撃で通算2000試合出場も達成した。

 9月からは遊撃から三塁にコンバートされ、月間7本塁打と打撃面にも好影響が出た。来季は残り12本に迫った通算300本塁打クリアの期待がかかる。

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