阪神・原口が故郷の子供たちに伝えたかっこと 「試合に出られないときでも…」

[ 2023年12月5日 05:15 ]

オンラインで講演会に参加した阪神・原口(球団提供)
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 阪神・原口文仁外野手(31)が故郷の子供たちにバモス魂を伝えた。出身地の埼玉・寄居町の児童1200人を対象にオンラインでの道徳講演会に参加。参加した小学校では事前に「バモス!勝利の裏に」と題した教材も作成され、「みんなこれからたくさんの経験をする。それを吸収し、自分の力に変えて、青春を楽しんでください。バモス!」とメッセージを送った。

 「試合に出られないときでも、求められる役目をこなすことが大事。応援していれば、自分のときも応援してもらえる。チームが一つになれば失敗のリスクも減る」。主に控えの立場でも、38年ぶり日本一に輝いた猛虎を盛り上げた魔法の言葉について説いた。

 「子供たちの人生のためになってくれたら、やったかいがある」と先生役を無事に果たし故郷からの期待も実感。「そこだけのつもりじゃないけど、球団の記録も目標にしながら、一本でも多く打ちたい」と桧山進次郎と自らが持つシーズン代打安打23本の球団記録更新に意欲を示した。(鈴木 光)

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