エンゼルス・ワシントン監督　大谷について「漏らしたくないから、まだ言えることはない」

ウィンターミーティングの会場で会見を行ったエンゼルスのワシントン監督　（撮影・杉浦大介通信員）
Photo By スポニチ

　メジャーリーグのFA市場が活性化するウインターミーティングが4日（日本時間5日）、テネシー州ナッシュビルのリゾートホテルで開幕。この日は各チームの監督がメディア対応し、エンゼルスのワシントン監督も記者会見場に登場した。

　最大の注目はFAになった大谷翔平選手がエンゼルスに残留するかどうか。その点について問われた際、ワシントン監督は「何かを漏らしたくないから、まだ言えることはない」と笑顔で返答。その後、別の記者に「それは漏れてしまう何かがあるということか」と突っ込まれ、「何かを漏らしたくないから、まだ言えることはない」とまた笑いながら同じフレーズを繰り返す一幕があった。

　この微妙な言い回しに、一部の米メディアは「何の意味もないかもしれないけれど」と注釈をつけつつ、やりとりをSNSに投稿。大谷は今マーケットで最大の注目選手にもかかわらず、情報が極めて少なく、巨大なミステリーになっている。

　ワシントンの言葉にも重要な意味はない可能性が高いが、現地のメディアも必死に手がかりを探していることを象徴するエピソードと言えるかもしれない。（テネシー州ナッシュビル・杉浦大介通信員）