米トレード市場の目玉も大谷の決断次第 米報道「大谷はウインターミーティング後に複数のチームと面談」 

[ 2023年12月5日 08:25 ]

大谷翔平
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 ニューヨークポスト紙のジョン・ヘイマン記者が4日(日本時間5日)、トレード市場の最大の目玉であるパドレスのフアン・ソト(25)の移籍はウィンターミーテイング中に決まらないのではと報じている。

 理由は大きなお金が動く大谷翔平(29)と山本由伸(25)の契約が、ナッシュビルでのウィンターミーティング中に決まる兆候がないからだ。ソトはトレードだが調停権を持っており、来季の年俸は約3200万ドル(約47億円)と見られている。

 ソトと大谷の両獲りは金銭的な負担が大きすぎ、両方払えるチームはほとんどない。ソトのトレードについてはヤンキースが積極的で、交換条件をパドレスと提示し合ったが、折り合えず、交渉は中断している。現時点でパドレスは5球団からのオファーを受け取っているが、その中には大谷争奪戦で最終候補と見られるブルージェイズとジャイアンツも入っている。

 両球団が大谷を獲得できなければ、より良いトレード条件をパドレスに提示してくるだろう。パドレスは待ちたいし、ゆえにソトは大谷の決断を待つことになる。依然大谷獲得を目指すある球団の幹部はヘイマン記者に「大谷はウィンターミーティング後に複数のチームと面談する計画だと信じている」と明かした。山本についても同様だ。

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