BC信濃の奪三振王・鈴木駿輔が台湾プロ野球・楽天モンキーズ入り「台湾No.1と呼ばれる活躍を」

今季リーグ戦で奮闘する鈴木
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　台湾プロ野球リーグの楽天モンキーズは17日、BCリーグ・信濃グランセローズの奪三振王・鈴木駿輔（25）の入団を発表した。

　球団の中国語サイトで「WELCOME　SHUNSUKE　SUZUKI」と表記し歓迎している。信濃から海外のプロチームに選手が移籍するのは初。「台湾No・1と呼ばれるくらい活躍して逆輸入的に戻ってきたい」と力強く話した。

　鈴木は150キロ超のストレートと140キロ台中盤の変化球を織り交ぜBCリーグで無双の投球を披露。22年は11勝、防御率1・76、94奪三振で投手3冠。左太腿の肉離れで出遅れた今季も113奪三振でタイトルを獲得。ドラフトではNPBから調査書も届いていた。シーズンオフの現在も中野市に残り来年2月のキャンプに向け調整中。新球習得を課題に4月の開幕に照準を合わせている。

　▽楽天モンキーズ　台湾のプロ野球チーム。本拠地は桃園市。ホームスタジアムは桃園国際棒球場。チームカラーはクリムゾンレッド。19年9月に楽天が球団買収。チーム名を「楽天モンキーズ」に改名し20年から台湾リーグ参入。今季は台湾シリーズで味全ドラゴンズに3勝4敗戦で敗れ優勝を逃した。8月にはBCリーグ埼玉武蔵ヒートベアーズに所属していた由規が移籍するなど日本とのつながりは深い。