ロッテ“生粋”のファン ドラ4早坂が入団合意「やってやるぞ!という気持ち」

[ 2023年11月17日 18:52 ]

大好きなロッテのチョコレート菓子「トッポ」を食べるドラフト4位・早坂響
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 ロッテからドラフト4位指名された幕張総合高の早坂響(おと)投手(18)が17日、千葉市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金4000万円、年俸560万円で合意した。背番号は12月上旬に開催される新入団会見で発表される予定。(金額は推定)

 千葉・松戸市出身で小学時代に公式ファンクラブ「TEAM26」に入会していほどのロッテファンで、何度も足を運んだ本拠地ZOZOマリンと現在通っている幕張総合高は直線距離で約2キロ。先月16日に行われたソフトバンクとのCSファーストステージ最終戦も観戦し、劇的な逆転サヨナラ勝利を目撃した。

 「やっとマリーンズの一員になれた。これからやってやるぞ!っていう、そういう気持ちです」と心境を明かし、「自分が投げてる姿を見て、いろんな方にワクワクしてもらったりとか、野球ってすごいなとか、そういう風に思ってもらえるような選手になりたい」と抱負を口にした。

 捕手から投手へ本格的に転向したのは昨年11月。当初135キロだった球速は1年足らずで151キロキロまで伸び、その成長曲線が評価されてのプロ入り。無限の可能性を秘めている右腕は目標の投手に来春からチームメートとなる佐々木朗の名前を挙げ、「今の目標は(球速)155キロ。夢は160キロ」と宣言。「ロッテには(幕張総合の)先輩と村山さんがいるので、1軍の舞台でバッテリーを組むの夢です」と未来を見据えた。

 会見に同席した榎康弘アマスカウトディレクターは「将来は投手の軸となって、マリンスタジアムで活躍して千葉を盛り上げてくれたら」と地元出身の大器に期待した。

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