阪神・森下 オリ由伸&宮城撃ちへ闘志「真っすぐをしっかりとはじき返せるように」

[ 2023年10月23日 05:15 ]

ウォーミングアップする阪神・森下(撮影・岸 良祐)
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 阪神・森下が、オリックス・山本&宮城の強力両腕撃ちへ闘志を燃やした。今春オープン戦の時期は2人がWBCに参戦していたため対戦はなく、6月交流戦では森下が2軍降格中。待ちわびた初対決の舞台は59年ぶりの「関西シリーズ」だ。特に史上初の3年連続「投手4冠」に輝いた山本は、28日の第1戦先発が濃厚。持ち前のフルスイングで虎の先勝をたぐり寄せる構えだ。

 「オリックスは、真っすぐの切れがいい投手が多い印象。そこを打たないと、勝負にならない。まずは真っすぐをしっかりとはじき返せるようにしたい」

 入団1年目にして歩を進めた頂上決戦は、両軍のお膝元・関西で繰り広げられる。横浜市出身の森下でも、タテジマを身にまとう以上、熱狂的な盛り上がりは肌で感じている。だからこそ、勝ち切りたい。主役を譲るまいと挑んでくるオリックス投手陣を打ち崩すべく、この日のフリー打撃でも次々に快音を響かせた。

 「(打撃の状態を)維持することもそうだが、これ以上に上げていくことも意識する。もっともっと打たないといけないので」
 相手先発陣には山崎福、田嶋、東らも控え、救援陣も山岡、山崎颯、宇田川、平野佳ら多士済々。「いい投手が来るのはわかっている。それも楽しみ」。怖いもの知らずの23歳が、猛虎打線の火付け役を担う。(八木 勇磨)

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