【阪神大学野球】入替戦は大阪電通大が接戦制し1部残留 決勝打の中田「4年の意地見せられた」

[ 2023年10月23日 14:58 ]

阪神大学野球入替戦3回戦   大阪電通大2-1神戸国際大 ( 2023年10月23日    ほっともっとフィールド神戸 )

1部残留を決め喜ぶ大阪電通大の選手たち
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 大阪電通大が接戦を制し、1部残留を決めた。

 3回に1点を先制されたが、直後に反撃。3回裏、先頭の8番・鬼橋昂汰(1年=創成館)が右前打で出塁すると、送りバントで1死二塁とした。続く1番・高橋廉(4年=福井工大福井)が左翼線に二塁打を放ち同点とした後、2死二塁で3番・中田力斗(4年=履正社)の左前適時打で勝ち越した。

 中田は「自分が打つしかないと思って打席に入りました。4年生の意地を見せられたと思います」と、試合を振り返り胸を張った。

 0―1で敗れた1回戦を投げた左腕エース江本裕輝(4年=枚方津田)は「勝つことしか考えていませんでした。先制された直後に逆転してくれたのが大きかった。後輩たちに(来年)春のリーグ戦を1部で戦ってほしかったので、残留できてよかったです」と、1失点完投でホッとした表情を浮かべた。

 清田和正監督は「4年生が最後よくやってくれた。この勝ちはチームにとってもプラスになります」と、苦しみ抜いた今シーズンだったが、何とか1部残留を決められたことを喜んだ。

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