日本ハムの公認応援ソングを歌うHARTY 故郷・岸和田で世界初?チャリティーイベント開催へ

[ 2023年10月23日 05:00 ]

日本ハムの新庄監督(右)とポーズを決めるHARTY(本人提供)
Photo By 提供写真

 日本ハムの公認応援ソング「We are FIGHTERS」を手がける歌手のHARTYが11月5日、大阪府岸和田市の蜻蛉池公園大芝生広場で野球&音楽&グルメを融合した世界初?のチャリティーイベント「岸和田BALL MUSIC PARK」を開催する。

 当日は参加入場料無料で元阪神の広沢克実氏、吉田浩氏ら元プロ野球選手による小中学生を対象とした野球教室を実施。HARTYら有名歌手によるスペシャルライブ、地元人気店のキッチンカーも集結する一大イベントとなる。企画したHARTYは「野球人口が減少している今、少しでも野球の間口を広げることが、新庄監督への恩返しにもなるはず」と、立ち上がった。

 日本ハム・新庄監督が現役引退後に過ごしたバリ島時代に出会い、指揮官から「弟子」と呼ばれるHARTY。22年にリリースした「BIG4 BIGBOSS(ビ・ビ・ビ・ビ ビッグボス)」が新庄監督出演のCMソングに起用されると、日本ハム公認応援ソングがヒットするなど、指揮官の協力もあって歌手として大きな飛躍を遂げただけに恩返しがしたかった。

 そんな中、故郷である大阪・岸和田が深刻な野球人口減少に悩ませていると聞いた。「僕らが小学生の時からチーム数は半減。1チーム7~80人ほどいたのに、今は1~6年生をかき集めてやっと試合ができる状況だと聞いた」。そこで小中学生を対象とした野球教室と、音楽、グルメを掛け合わせたチャリティーイベントの開催を決意した。

 「僕が好きなことをするので」と市からの税金には頼ることなく、スーツを着用して自らスポンサー集めに奔走した。元プロ野球選手にも頭を下げ、心からの誠意と熱意を伝えた。「僕の思いを聞いてくれて、皆さんが“じゃあ力になるよ”と。無償で協力してくれて、本当にありがたい」と、計画から約半年間でようやく形となった。

 日本ハムの今季終了後、新庄監督にイベントの開催を報告。多くの関係者らの協力があったことも伝えると、うれしそうな顔を浮かべながら「みんな力貸してくれたのか。良かったな。めちゃめちゃ楽しんでやれよ!」と背中を押されたという。「いつかこのイベントをプロ野球の球場でもやりたい。そのためにも、実績を積んでいければ」と青写真を描いた。

 当日はHARTYが「僕の宝物」と言う新庄監督との思い出のグラブや、野球用品が当たるプレゼント企画も開催する。イベントは午前11時開始で午後5時まで。スポンサー協力などのお問い合わせは、下記のメールアドレスまで。

 info@k-bmp.com

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