甲子園優勝・慶応高ナイン“らしさ”凱旋 同じ新幹線だった仙台育英に手を振り、駅で解散 

[ 2023年8月24日 13:58 ]

<仙台育英・慶応>仙台育英に勝利し、歓喜する慶応ナイン (撮影・須田 麻祐子)
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 23日に甲子園で行われた「第105回全国高校野球選手権記念大会」決勝で仙台育英(宮城)を破り、107年ぶりの優勝を遂げた慶応(神奈川)の選手が24日、帰宅の途に就いた。新幹線で新横浜駅に到着。同じ新幹線の隣の車両に仙台育英の選手らが乗っており、慶応ナインはホームから窓に向かって手を振った。

 「エンジョイベースボール」を掲げ、自由な髪形でさっそうとグラウンドを駆け、自慢の強力打線が力を発揮して、歴史を塗り替えた慶応ボーイたち。これまでの優勝チームは帰宅の前に学校まで一緒に行くケースがほとんどだったが、この日は駅でそのまま解散となった。

 駅の改札内の電光掲示板は「祝 甲子園優勝 慶応義塾高校 おめでとうございます」の文字を表示して祝福していたが、改札外で待ち受けるファンの姿はなく、気づいた数人が写真を撮る程度。偉業を達成したナインも解散の後は日常の風景に溶け込んでいった。
 

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