習志野　美爆音の勢い初戦突破　栗山は先制打含む2安打3打点「吹奏楽部の応援があったから勝てた」

第105回全国高校野球選手権千葉大会2回戦   習志野8―5八千代 （ 2023年7月12日    ZOZOマリン ）

＜習志野・八千代＞選手に声援を送る習志野スタンド（撮影:小渕　日向子）
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　4年ぶりに声出し応援が解禁。習志野は美爆音で知られる吹奏楽部の応援に、序盤から打線が乗せられた。初回に3安打で3得点。終盤の八千代の反撃をかわし、初戦を突破した。

　「吹奏楽部の応援があったから勝てました。小さい頃から（習志野の）応援の中で打席に入って、打つことが夢だった。安打を打つことができて本当にうれしいです」

　声を弾ませたのは、「3番・左翼」の栗山護一（3年）だ。初回の先制打を含む2安打3打点。千葉で生まれ育ち、迫力ある同校の応援の中での野球に憧れを抱き、進学を決めた。

　もう一つの夢は、夏の大会で頂点に上り詰めること。“レッツゴー習志野”とともに、19年夏以来4年ぶりの甲子園を狙う。