高校初本塁打を放った藤代・尾崎「3年生のために、チームのために何ができるか」

第105回全国高校野球選手権茨城大会2回戦   藤代8―0伊奈 （ 2023年7月13日    J:COMスタジアム土浦 ）

＜伊奈・藤代＞7回、高校初本塁打を放った藤代・尾崎（撮影:高原俊太）
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　茨城大会2回戦がJ:COMスタジアム土浦で行われ、11安打8得点と快勝した藤代が3回戦に駒を進めた。

　
　理想通りの攻め方ができた。序盤はバントと足を絡め先制。中盤は「ロング、長打を狙う」の指示が的中し、2本の本塁打で中押し。9回には3連打などで3点でダメを押した。大川裕之監督は「初戦でとても良い試合ができた。この流れのまま戦っていきたい」としっかりと先を見据えていた。
　
　打線の中でも輝きを放ったのは「3番・中堅」で出場した尾崎遥斗（2年）だ。7回2死の第4打席で、高校通算1号となる左越えの本塁打を放った。「今までにない緊張感の中での試合だったけど、やるべきことができてよかった」と喜びをかみしめた。

　尾崎は「3年生のために、チームのために何ができるかを考えてプレーしていきたい」と気持ちを新たにした。