巨人ウォーカー 丸の満塁弾に「いい影響をもらった」と2戦連発 原監督「前半は弟なのかね」

[ 2023年6月8日 22:27 ]

交流戦   巨人6―0オリックス ( 2023年6月8日    京セラD )

<オ・巨>延長10回2死一塁、2ランを放ったウォーカー (撮影・須田 麻祐子)
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 巨人のアダム・ウォーカー外野手(31)がオリックス戦(京セラD)で2戦連発となる6号2ランを放ち、チームの劇的な勝利に貢献した。

 前日7日の同戦では「6番・DH」で先発出場し、5号ソロを含む5打数5安打3打点の大暴れ。二塁打が出ず、外国人選手として球団初となるサイクル安打こそ逃したものの、チームの今季初となる2桁得点圧勝に大きく貢献した。

 この日は打順が1つ下がって「7番・DH」で先発出場。第1打席は中飛、第2打席は一ゴロ、第3打席は空振り三振と7回までいいところがなかった。だが、9回の第4打席で三塁への内野安打を放つと、丸に代打満塁弾が飛び出した延長10回には右翼スタンドへ2戦連発となる6号2ランを放ち、トドメを刺した。

 「丸選手がいい仕事をしてくれたのでとてもうれしかったし、そういう気持ちもって自分も打席に入れたので、いい影響をもらったんじゃないかなと思っています」とウォーカー。「昨日打ったことで自信というか。最初は凡打だったが、ホームランを打てて明日もいい感じで迎えられると思います」と改めて手応えを感じた様子だった。

 ウォーカーが大暴れした前日の試合後、「いやいや、もう、ね、これがウォーカーでしょう。よくわかんないけど」と笑顔を見せていた原辰徳監督(64)はこの日の試合後もコメント。「なんか前半は(別人の)弟なのかね、なんかよくわかんなかったけど、最後の打席は大きいですよね」とうれしそうだった。

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