中部学院大の進撃止まる　青学大ドラ1候補・常広に無得点で4強ならず「手も足も出なかった」

第72回全日本大学野球選手権準々決勝   中部学院大0―9青学大 （ 2023年6月8日    神宮 ）

＜青学大・中部学院大＞青学大に敗れ引き揚げる中部学院大ナイン（撮影・島崎忠彦）
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　中部学院大は、青学大に0―9の7回コールド負けを喫して、4強進出を逃した。

　相手先発で今秋ドラフト1位候補の常広羽也斗（はやと＝4年）を攻略できなかった。常広からは3回に2安打を放つも得点を奪えず、6回3安打9三振に抑えられた。

　3打数1安打と意地を見せた主将の宮坂愛斗（4年）は「追い込まれる前に勝負したかったが、相手のレベルが高かった。手も足も出なかった。今まで対戦した投手とは全然違いました」と力負けを認めた。

　今大会は10年ぶり3度目の出場。初戦から2試合連続の延長タイブレークを制して、初の8強進出を果たした。間宮大貴監督は「力の差を感じました。こういう投手から点を取れないと勝ち切ることはできない。この経験を次に生かしてほしい」と振り返った。