阪神・梅野「ポイントゲッター6番」起用に応えた！適時打＆好走塁「初戦からやり返せてよかった」

交流戦   阪神11―3楽天 （ 2023年6月7日    楽天モバイル ）

＜楽・神＞5回、適時打を放った梅野（撮影・岸　良祐）
Photo By スポニチ

　3―2で迎えた5回に、阪神・梅野の意地と執念を見た。1死から佐藤輝がこの日2本目の三塁打で築いた得点機。後輩の躍動に負けじと田中将の内角ツーシームにバットを折られながらも右前にポトリと落とした。「ポイントゲッターで6番に入れた」という岡田監督の構想そのままに、きっちりと打点を稼いだ。

　「ああいうところに落ちてくれるのも、しっかり振り切れているから。（初戦から）やり返せてよかった」

　足でも魅せた。続くミエセスの三失で三進し、小幡が初球に敢行したセーフティースクイズで本塁へ頭から突っ込んだ。捕手・安田のタッチを巧みにかいくぐり、左手で華麗にベースを払って5点目の生還。楽天側のリクエストも、判定は変わらなかった。「自分が捕手でも（走者に）頭から来られると嫌」と“してやったり”の表情だった。