西武・松井監督 ダブル勝利の方程式構想 継投勝ちパターン「2つくらいつくれたら」

[ 2023年1月20日 05:20 ]

西武の松井稼頭央監督
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 西武・松井監督が勝ち試合の終盤の継投を2パターンつくる構想を温めていることが分かった。セットアッパーと抑えについて「今は3連投がなかなかない中、勝ちパターンを2つくらいつくれたらいい」と望んだ。

 疲労軽減のため、終盤まで3連投は基本的に行わない。昨年も同様の方針で臨んだが、7月まで2点台だった月間防御率は、8、9月に3点台に落ちた。2つの「方程式」で負担を減らせば、パフォーマンスにつながる。

 年間を通しては、救援防御率は21年の3・59から、昨年は2・31と飛躍的に向上した。底上げに成功し、多くの投手を勝ちパターンで起用できる下地をつくった。9回の抑えは増田と新外国人・ティノコ。7、8回の候補は水上、本田、森脇、宮川、平井、佐藤隼らが並ぶ。3連戦中に勝ち継投を代えれば、相手は的も絞りづらい。

 松井監督は「昨年はピッチャーで勝てた試合がいっぱいあった」と語る。4年ぶりの覇権奪回へ、中継ぎ陣をより強固にする。

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2023年1月20日のニュース