元ソフトバンクの中谷が現役引退 阪神では17年に20本塁打も21年にトレード移籍

[ 2023年1月20日 17:17 ]

現役引退を決意した中谷
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 昨年10月にソフトバンクから戦力外通告を受けた中谷将大外野手(30)が現役引退を決意した。

 11月の12球団合同トライアウトにも参加したが、NPB球団からのオファーはなく、選手生活に区切りをつけることを決断。福岡工大城東から10年のドラフト3位で捕手として阪神に入団。持ち前の打力を買われて1年目から野手に転向した。6年目の16年6月25日の広島戦でプロ初本塁打をマークすると、翌17年にはレギュラーを奪って自己最多の133試合に出場。打率・241、20本塁打、61打点と飛躍した。

 しかし、その後は若手の台頭もあって出番が減少し21年7月に二保とのトレードでソフトバンクへ移籍。地元・福岡でのプレーとなったが、昨季は16試合の出場に終わった。社会人野球からのオファーもあったが、今後は別の道に進む。甲子園を熱くさせた放物線は、虎党の胸に刻まれたままだ。

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2023年1月20日のニュース