阪神ドラ1・森下 キャンプ2軍スタート決定も「開幕1軍目標」右足肉離れ完治「最優先に」

[ 2023年1月20日 05:15 ]

別メニューで調整する森下(撮影・平嶋理子)
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 開幕に照準を合わせる。右足肉離れで新人合同自主トレを一部別メニュー中の阪神ドラフト1位・森下翔太外野手(22=中大)は、2軍の具志川キャンプスタートが正式決定。悔しさをにじませながらも、完治後の逆襲を誓った。

 「1軍で活躍したいので、最初は2軍で準備して試合で結果を出せればと思っています。まずはケガを治すのを最優先します」

 岡田監督の現構想では近本と新外国人・ノイジーに続く外野の一角をめざす立場。新人選手らしく2月1日から猛アピールしたかったが、「紅白戦に合わせるのではなく、開幕1軍を目標にして、徐々にそこへ向けてパフォーマンスを100%にもっていきたい」と焦りを厳禁とする姿勢を示した。

 再発防止へ、中大時代はあまりやらなかった体の柔軟性にも取り組んでいる。開脚や、前屈、太もものほぐし…。「技術の向上には筋肉の柔軟性も必要と感じました」。女子テニスの大坂なおみも使用していると宣伝される、筋膜リリース機器「Hypervolt」を5万円以上で購入。練習後のケアにも余念がなく、沖縄にも持ち込む予定だ。

 この日で新人合同自主トレは第3クールが終了。ランニングは50%の状態ながら、打撃はもう問題はなく、21日からの第4クールからの合流の可能性も強まった。「3・31DeNA戦」からの逆算が始まった。

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2023年1月20日のニュース