広島・矢崎 弓道に挑戦!? 異業種トレの幅広げ、新ジャンルに興味「一度聞きに行こうと」

[ 2022年12月31日 05:00 ]

広島の矢崎

 広島の矢崎拓也投手(28)が取り組む“異業種トレ”の幅をさらに広げる意向を明かした。2年前から座禅を学んで今季のキャリアハイにつなげ、新春の自主トレでは新たに陸上を導入。さらなる成長へ、弓道にも興味を示している。

 陸上は知人からの提案だった。「3日間ぐらい陸上のメニューをやろう…と。いろんな刺激を与えたい」。オフは母校の慶大などで自主トレに励み、下半身でプレートを押す練習などに汗を流してきた。そこに走りを取り入れ、刺激を加える。

 今季は登板47試合で2勝0敗1セーブ、防御率1・82。夏場以降は勝利の方程式を担った。毎日組むという座禅。試合前には約20分間足を組み、目の前の一瞬に集中した成果が成績に表れたと認識する。その過程で興味を持ったのが弓道だ。

 「弓道の人に話を聞いてみたい。『弓と禅』という本をたまたま読んで、一度聞きに行こうと思っています」

 大みそかが28回目の誕生日。クレバーな右腕は6年目の台頭に満足することなく、進化のために旺盛な探究心をフル稼働させる。

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2022年12月31日のニュース