『ファンが選ぶ年間MVP大賞』は阪神・湯浅 「温かい応援のおかげで、やり抜くことができました」

[ 2022年12月31日 05:15 ]

阪神・湯浅

 SNSとの連動企画「ファンが選ぶ年間MVP大賞」の投票をツイッター上で行い、プロ野球史上最年少タイで最優秀中継ぎ投手タイトルを獲得した湯浅京己投手(23)が2304票を集めて1位に輝いた。ノミネートは月間大賞5選手と、スポニチが独断で推薦した3選手を加えた計8選手。飛躍を遂げて虎党の称賛を集めた熱き右腕は、本紙にファンへの感謝と来季の連続受賞への意気込みを寄せた。 (取材・構成=遠藤 礼、石崎 祥平、長谷川 凡記、阪井 日向)

 全投票数6482票のうち、約36%を占める2304票を獲得。2位・青柳に553票差をつけて年間大賞に輝いた湯浅は、虎党への感謝を込めた“アツアツ”なコメントを本紙に寄せた。

 「年間MVPに選んでいただき、ありがとうございます。めちゃめちゃうれしいです!ずっといい時ばかりではなかったですが、たくさんの方に支えていただき、そして何よりファンの皆さんの温かい応援のおかげで、1年通してやり抜くことができました。本当に感謝しています」

 昨季まで1軍通算3登板から、今季はセの最優秀中継ぎ投手、新人特別賞と文字通り大ブレーク。プロ入り後3度の腰椎分離症を乗り越えての飛躍だった。ましあつさんは「うんと悔しい思いもしたが、まさに文字通り『雲外蒼天』な一年。何度も感動をありがとう!」と、右腕の座右の銘を“引用”して感謝した。

 「繰り返すケガに苦しんだ時期がたくさんあったと思いますが、彼のピッチングを見ていると勇気をもらえます。特にCSのDeNA戦は改めて野球の楽しさも教えてもらった最高の試合でした!」とht_06527さん。いずれもイニングまたぎでセーブを挙げたDeNAとのCSファーストSでの熱投を挙げる声も多数寄せられた。「CSでのアツアツ投球は新守護神誕生を期待させてくれるもので、ファーストS突破は湯浅選手なしでは語れません!」(びわさん)。他にも「どん底からの逆襲を支えたのは間違いなく彼のピッチング」「アツアツのナイスピッチングなしではあそこまで上昇できなかった」などと賛辞が集まった。

 来季は岡田阪神の守護神最有力候補として期待がかかる。「また来年も皆さんに選んでいただけるよう、精いっぱい頑張ります。アツアツの応援よろしくお願いします!」。連続受賞を熱く誓い、感謝のメッセージを締めた。 (ツイート内容は原文のまま)

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