阪神・岩貞 故郷熊本・益城町に155万円相当の野球用品を寄贈「震災の記憶を風化せず復興に貢献」

[ 2022年12月29日 17:11 ]

熊本県益城町役場で寄贈式を行った岩貞(左)と益城町の西村博則町長(阪神タイガース程度)
Photo By 提供写真

 阪神の岩貞祐太投手(31)が、故郷・熊本県益城町役場で行われた「野球用品寄贈式」に出席し、155万円相当の野球用品を寄贈した。岩貞は、16年4月14日に故郷で発生した熊本地震の復興支援として翌17年から活動を開始。今季、11ホールドを挙げた左腕はシーズン前に「1ホールド×5万円」に設定。21年に球団が社会貢献・慈善活動やファンサービスに取り組み、優れた見識を持つ自チームの選手を表彰する制度「若林忠志賞」の活動資金100万円も寄付した。

 
 ▼岩貞 熊本の子供たちがストレスなく、大好きな野球に打ち込める環境を整えるために、益城町役場の方々と相談して今年はグラウンドに設備するテントや野球ボール等の必要な用具を準備しました。また、地域の野球振興に貢献したいと思いから保育施設にも幼児用のティーボールを寄贈しました。この活動は、自分が野球選手として頑張る大きなモチベーションになっていますし、昨年、球団から「若林忠志賞」をいただいてより一層使命感を持つようになりました。熊本は震災から6年が経過して、徐々に震災の記憶も薄れがちになっていきますが、これからもこの活動を続けることで震災の記憶を風化せずに熊本の復興に貢献していきたいと思います。

続きを表示

2022年12月29日のニュース