ヤクルト村上宗隆 来季はさらにパワーアップ?「ベースはあんま変わんない」も「あとはパワー」

[ 2022年12月29日 22:32 ]

ヤクルト・村上
Photo By スポニチ

 日本選手歴代最多となる56本塁打を放ち、史上最年少で3冠王に輝いたヤクルトの村上宗隆内野手(22)が29日に放送されたBS朝日「報道STATION Presents 熱盛TV2022」(後9・00)にVTR出演。2年連続3冠王を目指す来季に向け、さらなるパワーアップを宣言した。

 NPB初の5打席連続アーチなど随所に驚異のスラッガーぶりを見せつけた村上。その凄さをファンが表現した「村神様」は今年の流行語大賞にも輝いた。

 番組では、広島時代に“天才打者”と呼ばれた野球解説者の前田智徳氏(51)が村上について解説。「技術的には速い球ですね。体に近いところ、ここに高めですよ。ここが一番、どんなにいい打者でも難しい。それを今年は昨年以上に対応してたなって。見事にホームランにしてたなっていうのはね、本当に印象的です」などとコメントした。

 そして、5打席連続アーチの5打席目について「抜けたフォークボールかチェンジアップをちょっと(崩されて)ワンハンドで打った感じですよね。下半身がしっかりしてますので、抜かれた、でも我慢しようってところで上半身が残ってね。あとはもちろん天性のパワーと逆方向にっていう本塁打の出るパワーと技術が備わってますからね」と続けた。

 後日、この指摘VTRを見て感想を求められた村上は「いや、もうその通りだなって思います、はい」とし「崩されないようにっていうのは意識していましたし、逆方向に飛ばすっていうのが自分の持ち味なんで。そこは意識していましたね」と振り返った。

 また、村上は来季に向けた取り組みについて聞かれると「ベースはあんま変わんないんで」とキッパリ。「あとはパワー付けたりだとかになりますけど、根本は今年の形は変えずに自分の中の動かし方だったりを変えていきたいなっていうふうに思います」と話していた。

続きを表示

2022年12月29日のニュース