阪神Jr.がNPBジュニアトーナメント初優勝 上本監督「子供たちは頼もしかった」

[ 2022年12月29日 15:30 ]

NPBジュニアトーナメント最終日   阪神Jr.2―1巨人Jr. ( 2022年12月29日    神宮 )

NPB12球団ジュニアトーナメント決勝戦<阪神Jr.・巨人Jr.>延長8回、サヨナラ勝ちし歓喜の阪神Jr.ナイン(撮影・島崎忠彦)
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 決勝は阪神Jr.がサヨナラで大会初優勝を飾った。1―1の延長8回2死満塁から4番・石田修外野手(6年)が右中間適時打を放ち、ワイルドカードから下克上Vを目指した巨人Jr.を振り切った。

 大会最優秀選手(MVP)には準決・決勝で無失点リリーフを演じるなど4戦2勝の浅居煌星投手(6年)が選ばれた。「オレについてこいという感じで投げられました」。試合後は大声で常にチームを鼓舞してきた2人の女子選手、新開柚葉、岩田瑠花(ともに6年)とも喜びを分かち合った。

 今季限りで引退した糸井にあこがれる阪神ファン。「阪神と巨人はプロ野球でも優勝を争うチーム。ボクらも意識はしていました」。小学生の頂点を決める大会とはいえ、TG決戦を制した浅居が少しだけ胸を張った。

 試合直後の勝利監督インタビュー。上本博紀監督(36)は「感無量です。子供たちは自分で考えて練習したり、本当に頼もしかった。尊敬しています」と声を詰まらせた。昨年は同チームのコーチとして巨人Jr.に敗れたが、広島・広陵の1年先輩である巨人Jr.・西村健太朗監督(37)との「同門対決」にも快勝した。

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2022年12月29日のニュース