大下が三塁で安田とタイマン「負けるつもりはない」現役ドラフトでロッテ加入…来季も登場曲は「男の勲章」

[ 2022年12月20日 16:48 ]

ロッテ入団会見を行った大下、左は吉井監督
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 現役ドラフトで、オリックスからロッテに移籍した大下誠一郎内野手(25)が20日、ZOZOマリンで入団会見を行った。

 同席した吉井監督から「一塁と三塁を守れて、長打もある。安田のライバルになるぐらい頑張って欲しい」と激励されると、背番号「39」に決定した新戦力も「できれば、三塁で一年間試合に出たい。長打力、勝負強い打撃を見てもらいたい」と猛アピールした。

 早くも、今季の三塁レギュラーを務めた安田との「タイマン勝負」を宣言だ。今季打率・263、9本塁打をマークした2歳下のライバルについて、「体が大きくて長打力が凄い。でも、やるからには負けない」と、闘志を燃やす。

 おとなしくて、優等生キャラが多かった、これまでチームにいないキャラクターとして、ファンからも人気が出そうだ。今季はわずか5試合出場に終わったが、「しっかり声出して、泥くさく、熱くプレーしていきたい」というように、ムードメーカーとしての期待も高い。

 やんちゃな雰囲気を醸し出す大下に、吉井監督もノリノリだった。「顔をちゃんと見るのは初めてなんですけど、声はよく聞いていた」。グラウンドに響き渡る声も魅力だと語り、さらには「ガラの悪さ…、いや、それは違うな…、なんていうか元気よくやってほしい」と、ジョークを交えて笑顔で喜んだ。

 では、普段はどんな声を出しているのか?大下は「味方を鼓舞するもので、相手をヤジることは絶対にしない」と説明して、こちらも笑った。オリックスでは打席に入るときの登場曲として、嶋大輔のヒット曲「男の勲章」を使用していた。「変わらず、男の勲章でいきます」。つっぱることが男の、たった一つの勲章だって~♪今季5位から来季リーグ優勝を狙うチームに新しい風を吹かせそうだ。

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2022年12月20日のニュース