メッツ エプラーGM 千賀獲得に「個人的に長い間、注目してきた」

[ 2022年12月20日 05:15 ]

メッツの入団会見に臨み、背番号34のユニホームを披露した千賀(撮影・杉浦大介通信員)
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 メッツのビリー・エプラーGMは19日(日本時間20日未明)、新たに5年契約を結んだ千賀滉大投手(29)の入団会見の場で日本メディアに対応し、千賀の獲得について語った。

 GM補佐だったヤンキース時代には田中将大、エンゼルスのGMとしては大谷翔平の獲得にも関わったエプラーGM。「個人的に長い間、(千賀に)注目してきたし、メッツも数年間にわたって彼をスカウティングしてきた」と新戦力の加入に満足げな表情だった。田中、大谷のように千賀も成功できると感じる理由を問われると、「コーダイはリソース(財産、価値があるもの)を持っている」と述べ、詳細を説明した。

 「彼はアメリカでの適応に成功した選手と話をしてきた。また、彼は日本シリーズ(に登板する)など、成長の過程で難しい状況でも多くの経験を積んできた。それらの経験は学ぶ時間になり、それによって適応を可能にするだけの内面の強さ、自信を培ったはずだ。私たちにできる最善のことは可能な限りの形で彼を助けることだ」中4日での登板に慣れていない千賀の適応を助ける一環として、エプラーGMは状況に応じて先発ローテーションの中でより多くの休みを与える機会を探すことも考えているという。一方、千賀がWBCでの登板を希望した場合に関しては、「その話はまた別の日にしておきたい」と明言を避けた。

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2022年12月20日のニュース