中日退団の平田があらためてNPBでの現役続行希望 「育成でもどんな形でも…」

[ 2022年12月20日 18:32 ]

東海ラジオに生出演した平田
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 中日を退団した平田良介外野手(34)が20日、東海ラジオの「Live Dragons!」に生出演し、あらためてNPBでの現役続行を熱望した。

 「次の球団から声がかかったときに、すぐに体を動かせるようにトレーニングをして過ごしていた。寒くなってから打撃はあまりしていないが、2時間半歩いて、1時間ぐらい体幹トレをしてというのを繰り返している」と明かし、今後については「全く決まっていない。今は現役続行を希望して声がかかったらいつでも体が動かせるように準備するだけと考えている。育成でもどんな形でも、キャンプから動きを見てやるぞという声があれば、そこからでもいきたい」と意欲を見せた。

 独立リーグや海外でのプレーは「独身ならどこでも野球ができればそれでいいが、今は家族がいるので」と否定し、NPBでのプレーにこだわりを見せた。

 また、オファーを待つ期限としては「近々にはなってくるのかな。来年1年の浪人は考えていない」とシーズン開幕を一つのメドとし、「もしも声がかからなくて引退となったら、野球に携わった仕事をしたい」と話した。

 平田は大阪桐蔭から05年高校生ドラフト1巡目で中日に入団。右の強打者として活躍し、17年間で通算1227試合出場、1046安打、105本塁打、484打点の成績を残した。

 17年目の今季は昨年に患った「異型狭心症」から復帰したものの若手の台頭もあって出場機会に恵まれず、51試合で打率・200、1本塁打、10打点にとどまり、10月4日に戦力外通告を受けた。同30日には自身のYouTubeチャンネルで「重要なお知らせ」として現役続行に意欲を見せていた。

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