日本ハム・上沢「大リーグボール」で封じる!ソフトB移籍の近藤との対戦に意欲

[ 2022年12月18日 06:00 ]

トークショーできつね耳をつける(左から)松本剛、上沢
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 日本ハムの上沢が本場仕込みの「大リーグボール」で、盟友を封じる。17日は11年ドラフト高卒同期の松本剛と、札幌市内のHBC局内で「日清食品 北のどん兵衛presents ファイターズDEナイト!!オンライントークショー」に出演。同じく同期入団で、ソフトバンクへ移籍した近藤との対戦に意欲を燃やした。

 「本当に面倒な打者が敵になった。あいつを出塁させないことが大事」。バットコントロールと選球眼の両方が球界屈指のレベルで出塁率が高く、ソフトバンク・藤本監督は既に1番起用を示唆している。「しっかり(配球の)確率を考えて打ってくる打者なので頭にない球を投げたい」と、難敵との対戦にイメージを膨らませた。

 今月上旬には動作解析を行うため単身渡米。メジャーリーガーも通うトレーニング施設「ドライブライン」で投球動作や変化球改善へのヒントを得た。フォームが修正されれば最速も2~3キロ上がるとし「最速155キロくらい出ればもっと空振りも取れる。変化球も本当に変わった」と、「大リーグボール」で近藤を封じてみせる。

 日本ハムから離れた同期の決断を「必要とされる球団があるというのは、近藤がここまで頑張ってきた評価」と尊重した。自身も来オフでのメジャー挑戦を表明しているだけに「しっかりした成績を残して、胸を張ってみんなに応援してもらって出たいですね。険しい道だが」。思い込んだら試練の道を――。新球を引っ提げて勝負の年へ挑む。(清藤 駿太)

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2022年12月18日のニュース