西武ドラ1が号泣…「前橋桜ボーイズ」プロ入り祝賀会で明かした グラブの刺しゅう「恩返し」に込めた思い

[ 2022年12月18日 19:58 ]

前橋桜ボーイズの西武ドラフト1位指名記念祝賀会で感極まって涙を流す蛭間
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 西武のドラフト1位・蛭間拓哉外野手(早大=22)の中学時に所属した前橋桜ボーイズのプロ入り祝賀会が18日、群馬県前橋市で開催された。約3時間の式典には同ボーイズの滝沢敦史監督、山本龍前橋市長、母校・浦和学院の森士前監督、西武ジュニア時代に関係のあった島田正博西武元営業部長らが出席。蛭間が壇上で号泣する一幕もあった。

 走攻守そろう左打ちのスラッガーのグラブには「恩返し」の文字が入っている。座右の銘であり、出席者の前で「支えてくださった方々のためにも、群馬のためにも恩返しするためにも頑張っていきます」と宣言した。

 壇上では父・昌久さんが幼少期に家庭の事情で野球を断念した話を口にし「野球をやりたくてもできなかったと言っていましたが…」と言うと声を詰まらせて、涙があふれた。自身には不自由なく野球に専念させてくれたことに感謝し「一日でも感謝の気持ちを忘れないように、グラブには“恩返し”と入れました」と理由を明かした。

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