阪神・小野寺 新背番号「60」の前任者、かわいがってくれた中谷氏の20発超え必ず

[ 2022年12月18日 05:15 ]

阪神・小野寺(撮影・椎名 航)
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 来季から背番号が「60」になることが決まった阪神・小野寺が西宮市内で取材に応じ、「一番付けたい番号だった。これで勝負をする」と熱い思いを語った。

 19年育成ドラフトで大商大から入団した小野寺には「127」、「97」に続く3度目の背番号。父親のように接してくれた恩師の大商大・富山陽一監督と同じ番号を付ける希望がかなった。「めちゃめちゃ喜んでくれて、グッズができたら一番に買うと言っていただいた」と表情を崩した。

 昨年まで60を付けていた前ソフトバンク・中谷将大氏も小野寺にとっては世話になった先輩だ。「ずっとかわいがっていただいた」。キャッチボールの相手を務め、支配下選手になった際にプレゼントされた財布は今も大事に使っている。ファーストミットも中谷氏から譲られたものだ。17年にマークした「俺の20本塁打を超えろ」の言葉に応える決意だ。

 有言実行に向け、神戸のジムに大山と通い、関節可動域を広げるトレーニングを継続中。「レギュラー候補のダークホースに挙げられたい」と来春のアピールを誓った。(鈴木 光)

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2022年12月18日のニュース