オリックス宮城大弥「一つでもいいんで奪いにいけたらなと」「狙っていきたい」4冠・由伸に“挑戦状”

[ 2022年12月18日 22:32 ]

オリックス・宮城大弥
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 オリックスの宮城大弥投手(21)が18日、お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(61)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「Paravi presents 石橋貴明のGATE7」(日曜後8・00)にゲスト出演。チームの絶対的エースで、史上初の2年連続パ・リーグ投手4冠に輝いた山本由伸投手(24)の牙城を崩すべく敢然と“挑戦状”を叩きつけた。

 「日本一戦士に聞く!」とのテーマで今回ゲストに招かれた宮城は今季11勝を挙げて2年連続2桁勝利を達成し、チームの連覇に貢献。2年連続同じ顔合わせとなったヤクルトとの日本シリーズでは10月25日の第3戦(京セラD)で0―0のまま迎えた5回に山田哲人から先制&決勝の1号3ランを浴びて6回途中3失点で敗戦投手となったものの、プロ初の中4日で先発した同30日の第7戦(神宮)では5回零封の好投で勝利投手となり、チームはこの日に26年ぶり日本一に輝いた。

 シーズンと日本シリーズについて振り返った後で、最後に石橋から「来年もう決めてんでしょ?山本投手から投手4冠のうちから何個か奪うって」とタイトル奪取について聞かれた。すると、宮城は「最初はまず一つでもいいんで、奪いにいけたらなと思ってます」とキッパリ。「何を奪いたいですか?」と聞かれると「投手なんで。投手だけの実力っていうとやっぱ防御率」とその一つを防御率のタイトルに絞った。

 その理由として「勝ちとか勝率はどうしても兼ね合いもありますし、難しい時もあるので。奪三振は多分…だいぶ差が離れているので今はちょっと難しいので。防御率もだいぶ難しいんですけど、投手としての実力っていうのは僕は防御率と思ってますので、そこを近づけるように狙っていきたいなと」とした宮城。石橋が「1点台じゃないと無理ですよね」と山本の驚異的な防御率について触れると「そうですね。2年連続1点台なので…ちょっと頭おかしいですね」と冗談めかして先輩をいじり、石橋らスタジオを爆笑に包む21歳だった。

【山本由伸】
2021年 18勝5敗、勝率.783、206奪三振、防御率1.39
2022年 15勝5敗、勝率.750、205奪三振、防御率1.68

【宮城大弥】
2021年 13勝4敗、勝率.765、131奪三振、防御率2.51
2022年 11勝8敗、勝率.579、127奪三振、防御率3.16

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2022年12月18日のニュース