雨天で24日に順延の明治神宮大会決勝 “四天王”大阪桐蔭・前田、広陵・真鍋が意気込み

[ 2022年11月23日 18:00 ]

明治神宮野球大会 高校の部 決勝   大阪桐蔭―広陵 ( 2022年11月24日    神宮 )

大阪桐蔭・前田
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 きょう23日に予定されていた明治神宮野球大会高校の部、大学の部決勝はともに雨天のためあす24日に順延。史上初の前年と同一カードとなった高校の部決勝で激突する2校の“2年生四天王”2人は、ともにライバル心を燃やした。

 こちらも史上初となる連覇の懸かる大阪桐蔭・前田悠伍(2年)は千葉県内で調整。準決勝の仙台育英戦では自己最多の161球を投じたが「昨日も目立った疲れはなく、万全に近い状態。1日空いたことによって、休める期間が1日取れたので自分にとってプラス」と体調はバッチリだ。準決勝の前日にはOBのDeNA・徳山からプリンの差し入れもあり、舌鼓を打ったという。主将として「一人一人の意識はいつも以上に上がっていますし、全員が優勝したいという気持ちを、今日の練習を見ていて感じました」と自信をのぞかせた。

 対する広陵は神宮球場の室内練習場で調整。昨夏県大会の英数学館戦で敗れて以降、新チームでは練習試合も含め負けなしの50連勝中と絶好調だ。“ボンズ”真鍋慧(2年)は「絶対に神宮でやり返すというのをみんなで話していた。それができる試合なので、絶対に勝って日本一になりたい」ときっぱり。2度も同じ相手に負けるつもりはない。

 前田は真鍋について「体も大きいですし、パワーもある。器用さもあって、コンパクトに振ってくるところもある。すごくいいバッター。もう一度(映像で)確認しようと思います。できる限りの準備はしていきたい」と徹底的に研究して本番に臨む構え。真鍋は前田について「絶対に打ってやろうという気持ちはあるんですけど、前田くんも成長していると思う。負けないようにしっかりとやっていけたら」と譲れない思いを語った。

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