阪神・木浪、正遊撃手奪還へ背水 「憧れ」日本ハムからFA行使・近藤と合同自主トレ

[ 2022年11月23日 05:15 ]

契約更改を終え会見に臨む木浪
Photo By 代表撮影

 阪神・木浪は西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、500万円減の2100万円で一発更改。背水で挑む来季へ向けて決意を新たにした。

 「(来季は)ラストチャンスという強い気持ちがある。遊撃でスタメン(出場)数が多ければレギュラーに近づけると思うので、このオフは凄く大事になる」

 1、2年目は遊撃のレギュラーを手中に収めたが、3年目の昨季は中野に定位置を奪われた。もう一度、正遊撃の座を奪還するためにも、さらなる成長を目指し、行動に出た。

 「近藤さんは自分の中で憧れ」と日本ハムから海外FA権を行使した近藤に今オフの自主トレ参加を直談判。過去3度のベストナイン、2度の最高出塁率を誇る好打者と年明け1月には鹿児島県徳之島で初の合同自主トレを敢行することが決まり、「最近打撃で悩んでいたことが多いので、たくさん聞けることを聞きたい」と意欲を示した。

 今秋キャンプでは評価が急上昇した。「肩が強い」と岡田監督。レギュラー候補にも急浮上した木浪の巻き返しが始まる。(長谷川 凡記)

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2022年11月23日のニュース