中日・清水　2480万円アップの3200万円でサイン「もっとレベルアップして圧倒できるように」

＜中日契約更改＞大幅増で契約更改し、来季への意気込みを語る清水（撮影・椎名　航）
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　中日の清水達也投手（23）は23日、ナゴヤ球場で契約交渉に臨み、2480万円アップの推定年俸3200万円でサインした。

　5年目の今季はリリーフに専念してブレーク。セットアッパーのロドリゲス、守護神のR・マルティネスにつなぐ“7回の男”として日本人最多の54試合に登板し、3勝3敗、1セーブ、32ホールド、防御率3・04。フル回転でチームを支えた。9月9日の巨人戦（東京ドーム）ではプロ初セーブも挙げた。

　会見では「正直、ここまで成績を残せると始まる前は思っていなかった。本当に良いシーズンをおくれた。1番は1軍で投げ続けること。54試合は達成感がある数字」と振り返った。1月に柳と宮崎で行った合同自主トレーニングが飛躍のきっかけとなったことも明かした。

　今オフも柳との合同自主トレに参加する予定。来季へ向け「今年54試合に投げて相手チームからも研究されると思う。もっと自分がレベルアップして圧倒できるようにしたい。もっと信頼される投手になりたい」とさらなる飛躍を誓った。