国学院大が王手 田中千6回1死まで無安打 巨人3位指名後初の公式戦で快投

[ 2022年11月23日 05:00 ]

明治神宮野球大会 大学の部 準決勝    国学院大6ー2大商大 ( 2022年11月22日    神宮 )

<大商大・国学院大>力投する国学院大の田中千
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 国学院大・田中千が快投で流れを呼び込んだ。5回2/3を2失点(自責0)で降板も6回1死まで無安打投球。チームも初の決勝進出を決め「各打者に丁寧に投げることができました」と胸を張った。

 この日の最速147キロの直球を軸にフォーク、スライダーも交えて序盤から飛ばした。大記録を予感させる快投。6回に初安打を許し味方の失策も重なって2点を失ったが、主導権を握り続けたチームは勝利を手にした。

 下級生時の右肘負傷も回復し、今春は最速153キロを計測。今秋も2勝を挙げ巨人からドラフト3位で指名された。指名後初の公式戦で緊張もあったが「脇谷さんから“勝っても負けても(指名)順位は変わらんから”と言ってもらえた」と19日に担当の脇谷亮太スカウトからもらった電話に感謝。最速153キロの即戦力右腕は、優勝を置き土産として次のステージへと進む。

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2022年11月23日のニュース