オリックス・杉本 決勝打の狙いは「日本シリーズ終わるまで秘密」4戦目初勝利に口調も滑らか

[ 2022年10月26日 22:31 ]

SMBC日本シリーズ2022第4戦   オリックス-ヤクルト ( 2022年10月26日    京セラD )

26日の第4戦で好救援し、お立ち台に上がった山崎颯(右)と宇田川(中央)
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 オリックスは「SMBC日本シリーズ2022」の第4戦で、ヤクルトに待望の初勝利。対戦成績を1勝1分け2敗とした。日本シリーズでの1-0勝利は14年のソフトバンク(対阪神戦)以来8年ぶりで、球団では阪急時代も含め初めてとなった。

 虎の子の1点を奪ったのは杉本の一打だった。3回2死二塁から石川の低めチェンジアップを左前に運び、待望の先制点をゲット。初回2死満塁で空振り三振に倒れるなど、チャンスでの凡退が目立っていただけにお立ち台では「このシリーズ、ずっとやられていたので、なんとかやり返したい気持ちで打席に立ちました」と胸を張った。

 そして、1ボールからの2球目、変化球を打った狙いについて尋ねられると「それはちょっと日本シリーズ終わるまで秘密にしておきます」と“杉本節”が炸裂。スタンドを沸かせた。

 これで今シリーズ2打点目とようやく目覚め始めた背番号99は「なかなか点が取れなくて苦しい状況が多いんですけど、今日もチャンス2回ほどつぶしちゃってるので、明日また打てるように頑張りたいと思います」と力強く宣言。

 好救援し、ともにお立ち台に上がった宇田川、山崎颯両右腕には「やばい球投げてるんで、2人とも回またぎしたんですけど、明日も投げてもらおうかなと思います」と勝手に“酷使”を指令し、再びスタンドを沸かせるなど、初勝利に口調もなめらかだった。

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