オリックス・宮城 昨年のリベンジならず「長打を許して一番よくない投球になった」山田に決勝3ラン被弾

[ 2022年10月26日 05:00 ]

SMBC日本シリーズ2022第3戦   オリックス1-7ヤクルト ( 2022年10月25日    京セラD )

<オ・ヤ>5回2死一、二塁、山田(奥)に先制の3点本塁打を浴び、ぼう然とする宮城(撮影・北條 貴史)
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 オリックス・宮城が1球に泣いた。0―0の5回2死一、二塁で山田に決勝3ランを被弾。1ストライクからの147キロ真っすぐは内角ギリギリへ食い込んだが左翼席まで運ばれた。23日の第2戦(神宮)まで無安打だった山田を目覚めさせてしまった。

 この回は無死から中村とサンタナに連打されて一、二塁。キブレハンと長岡を斬って2死として無失点で脱出できる可能性も出てきていただけに悔やまれた。6回1死二塁の場面で降板。5回1/3を3失点で敗戦投手となった。「5回のところが全て。なんとか粘りきりたいところで長打を許して一番よくない投球になった」。

 昨年11月21日の第2戦(京セラドーム)で8回途中1失点で敗戦投手。この日と同じく高橋に投げ負けており、無念さをにじませていた。

 ▽昨年の日本シリーズ第2戦 オリックス先発の宮城は5回まで1人の走者も許さない完全投球。6回1死から西浦に初安打を許したが、後続を抑えて無失点で切り抜けた。しかし、8回2死一、二塁から青木に中前適時打で均衡を破られて降板。打線はヤクルト先発・高橋の前に散発5安打で、6回以降は無安打。0―2の零敗で1勝1敗のタイに持ち込まれた。

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2022年10月26日のニュース