日本ハム新加入の江越 新庄監督付きっきりで1時間特打 「本塁打は罰金」と軽打徹底

[ 2022年10月26日 06:00 ]

新庄監督(左)から打撃指導を受ける日本ハム・江越
Photo By スポニチ

 阪神からトレードで加入した江越大賀外野手(29)と斎藤友貴哉投手(27)が宮崎市内で入団会見を行い、江越は新庄監督級の身体能力でレギュラー奪取を誓った。「守備と足では絶対誰にも負けないつもりでやりたい」と決意表明した同じ長崎県出身の29歳に、新庄監督は「いろんな人に聞くけど、“ボスと身体能力変わらないかな”って。(課題の打撃は)メンタル。化けるタイプだと思う」と大きな期待をにじませた。

 25日のフェニックス・リーグ、オリックス戦はベンチ入りも出場機会はなし。斎藤とともに移籍後初出場予定のきょう26日の同リーグ、ソフトバンク戦に向け、試合後は新庄監督が付きっきりで約1時間の特打を行った。パンチ力が魅力の江越だが、指揮官は「本塁打を打ったら罰金」とバットを短く持たせて軽打で遊撃や二塁へゴロを打つイメージで指導。「バットの持ち方とタイミングの取り方とここ(トップの位置)からボールに対してのアプローチ」と指導の狙いを説明し、江越は「試合で確率を上げるための取り組みをやっている。試合を楽しみにしています」と意気込んだ。

 新庄監督に打順とポジションの希望を問われた江越は「1番・中堅」と返答。指揮官は「この気持ちを大事にしないといけない。競争させてもいい」と定位置争いを活性化させる存在として期待していた。(東尾 洋樹)

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月26日のニュース