ヤクルトの開幕投手・小川が2カ月ぶり6勝目 味方打線が7発含む23安打16点と爆発、大量援護

[ 2022年8月27日 22:31 ]

セ・リーグ   ヤクルト16―4DeNA ( 2022年8月27日    横浜 )

<D・ヤ>力投を続ける先発・小川(撮影・大塚 徹) 
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 ヤクルトの小川泰弘投手(32)が2位DeNAとの直接対決第2戦(横浜)に先発登板。打線の大量援護にも恵まれ、6回4安打3失点で60日ぶりとなる待望の今季6勝目(7敗)をマークした。

 今季開幕投手も務めた小川は6月28日の広島戦(マツダ)で5勝目を挙げたのを最後に試合前まで7試合連続で勝利がなく、自身4連敗中。前回登板した19日の中日戦(バンテリンD)では勝利投手の権利をすでに得ていた6回に2点差を追いつかれ、6回途中5安打3失点(自責2)で降板した。小川に黒星は付かなかったものの、チームはサヨナラ負けを喫して2位のDeNAに5ゲーム差まで詰められた。

 そこから中7日で上がったこの日のマウンド。初回いきなり1点先制され、さらに連続四球を与えるなど不安を残す立ち上がりとなったが、味方打線が3回にキブレハンの来日1号であっさり追いつくと、この回一挙3点で逆転に成功。5回までに9点の大量援護をもらった。初回以降、立ち直った小川は9―1で迎えた6回に1死から牧に内角低めフォークボールを左翼スタンド上段へ運ばれると、宮崎には真ん中に入った直球を左翼スタンド中段に叩き込まれる2者連続本塁打を被弾。この回を投げ切って降板したが、味方打線の猛打ショーはその後も続き、結局今季最多の23安打16得点。小川に待望の60日ぶり白星をプレゼントした。

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2022年8月27日のニュース