DeNA ハマスタ連勝17で止まる…三浦監督 村上に2被弾「2本目コメントない」

[ 2022年8月27日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA3―6ヤクルト ( 2022年8月26日    横浜 )

<D・ヤ>ホーム連勝記録更新ならず、スタンドに頭を下げる三浦監督(左端)(撮影・篠原岳夫)
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 DeNAが、首位・ヤクルトとの直接対決3連戦の第1ラウンドで力負け。6月末から続き、球団記録を更新中だった横浜スタジアムでの連勝も17で止まった。三浦監督は村上に許した2本のアーチに話が及ぶと、語気を強めた。

 「あれだけ成績を残している打者。考えてやってはいる。でも、2本目はコメントはない。1本目と2本目は違う」

 0―0の6回無死1、二塁。大貫がスプリットを弾丸ライナーで右翼席に運ばれた先制3ランは「攻めた投球をした中、(ストライク)ゾーンに残ってしまった」と分析した。勝負を挑み、わずかに制球ミスが生じたとした。一方で、3―5の7回2死で三上が2ボールから浴びた2本目は、143キロの真ん中直球。カウント的に四球の選択肢もある中での絶好球は、論ずるに値しなかった。

 5失点の直後の6回に打線は戸柱のソロ、牧の2ランで2点差に追い上げ、意地を見せた。「打線は無抵抗ではなかった」と三浦監督。8月初の連敗にも、今後への好材料を見いだした。

 ゲーム差は5に開いたが、指揮官は前を向いた。「明日(27日)、取り返すチャンスはある。この悔しさをぶつける」。首位を叩き、本拠地での新たな連勝をスタートさせる。(大木 穂高)

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2022年8月27日のニュース