阪神・陽川 “中日・大野雄キラー”健在2点適時打 27日もスタメンあるぞ!!小笠原撃ちへ静かに闘志

[ 2022年8月27日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2-5中日 ( 2022年8月26日    バンテリンD )

<中・神>6回、陽川は2点適時二塁打を放ち、ベンチに向かって手を挙げる(撮影・椎名 航)
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 阪神・陽川が“大野キラー”ぶりを発揮したのは4点を追う6回だった。2死一、二塁で迎えた第3打席。2球目の132キロのスライダーを捉えた。

 「(大野雄の持ち球は)まっすぐも速くて、チェンジアップ、ツーシームっていうのが絞っていかないと術中にはまってしまうので。内よりの球をしっかり打つことを考えてやっていた」

 真ん中に入った失投を仕留めた打球はグングンと伸びて左翼フェンス最上部に当たる2点適時二塁打となった。対戦数は少ないながら今季打率・333と好成績を残している大野雄攻略への切り札として8月13日の中日戦以来のスタメンに抜てき。第1打席も四球を選ぶなど相性の良さは健在で好機でもしっかり快音を響かせた。

 「チャンスは少ないので、こうやって出た時にしっかり結果を出すことだけを考えています」。ベンチスタートが続いていた中で巡ってきたチャンスをフルスイングでものにして見せた。

 チームは敗戦も、27日も相手先発は左腕の小笠原でスタメン起用の可能性も十分。「その後の打席(第4打席の空振り三振)で悔しい部分もあったので。(小笠原は)タイプ違いますけど、考えます」と連日の左腕撃ちへ静かに闘志を燃やした。(遠藤 礼)

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