巨人 打線振るわず再びワーストタイ借金7…プロ初先発・井上が5回途中3失点で初黒星

[ 2022年8月24日 21:11 ]

セ・リーグ   巨人1―4中日 ( 2022年8月24日    東京D )

<巨・中>8回、右飛に倒れる岡本和(撮影・白鳥 佳樹)
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 4位・巨人は24日、本拠での中日戦(東京ドーム)に1―4で敗戦。再び今季ワーストタイの借金7となり、最下位・中日にゲーム差1・5に迫られた。プロ初先発の井上温大(はると)投手(21)が4回1/3を8安打3失点の自責点1ながら初黒星。打線は丸佳浩外野手(33)が3安打猛打賞を含め4打席全て出塁する活躍を見せるも、相手の適時失策により1点を返すのがやっとだった。

 プロ4試合目で初先発となった高卒3年目左腕の井上は初回、いきなり3連打を浴び1失点。なおも無死一、三塁からビシエドを空振り三振に仕留めるも、続く平田の打席で味方の失策から失点。一走・阿部をけん制により一、二塁間で挟み、その間に三走・溝脇が本塁へ突入。これを防ごうとした吉川が本塁へ悪送球してしまい、2点目を失った。

 3回は2死一、二塁から石橋に左翼線への適時二塁打を浴び1失点。5回、ビシエドに左前打を浴び、1死一、二塁したところで降板。プロ初先発は4回1/3を打者22人に対し92球、被安打8、奪三振7、与四球1の3失点(自責点1)という内容に終わった。

 打線は中日先発・松葉の前に丸の2安打のみと沈黙。7回も丸がこの回から代わった2番手・谷元から猛打賞となる二塁打を放ちチャンスを作るも、中田が空振り三振に倒れるなど後続が倒れ無得点。

 8回は坂本の三塁強襲内野安打と丸の四球などで2死満塁とすると、中田の遊ゴロ適時失策により1点を返す。しかし続く岡本和が右飛に倒れ追加点ならず。9回も無得点に終わり、期待の若手左腕にプロ初黒星をつけてしまった。

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