落合博満氏が選ぶ歴代ベスト9 三塁手はもちろんあの人 伝説の選手ズラリの中、遊撃手は平成の選手

[ 2022年8月24日 17:15 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が24日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。「野球人・落合博満が選ぶベストナイン」と題し、日本プロ野球界で“オレ流”の基準で選んだ「歴代最強メンバー」を発表した。

 サードについて問われると、「長嶋茂雄さん」と即答した。言わずと知れたミスタープロ野球。巨人では監督と選手としてともに戦い、2度胴上げした。「ここまで野球を発展させてきた人だから。単発的(短期的)には名前出てくる人はいるんだけどね。サードといえば長嶋さんで一致するんじゃないでしょうか」。金田、王、野村…と、ここまで「数字」に重きを置いてきた“オレ流選考”だが、ミスターに限っては、数字では測れない存在感を“評価”した。

 ショートについて問われると、落合氏は、初めて即答しなかった。「ここはね、一番迷うとこなんだ。広岡(達朗)さんもいるし、吉田(義男)さんもいるしね。藤田平さんもいるし」。いずれも球史に名を残すレジェンドの名前を出した後、「まあ、そういう中で、若いけど…」。一呼吸おいて「松井稼頭央」。スタッフが思わず「一気に若くなりましたね」と驚くと、落合氏は「やっぱり試合数じゃないんですか(日米2543試合)。(バッティング含め)総合的にね」。負担の大きい遊撃というポジションで、試合に出続けたことも加味した選考となった。

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