落合博満氏が選ぶ歴代ベスト9　一塁手は“世界の本塁打王”、二塁手も迷うことなく即答

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（68）が24日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。「野球人・落合博満が選ぶベストナイン」と題し、日本プロ野球界で“オレ流”の基準で選んだ「歴代最強メンバー」を発表した。

　投手部門で400勝の金田正一、捕手部門で657本塁打2901安打の野村克也を選んだ落合氏。一塁手部門でも、オレ流の基準を貫いた。「王さんしかいないでしょ。868本もホームラン打つんだから。フフフ。桁が違いますよ」と敬意を示した。

　打撃フォームについて聞かれた落合氏は「まあ異質なバッティングだよね。もう一本足でずっと立っていられる人だから」。自身も“神主打法”と呼ばれた独特の打撃フォームで数字を残してきた落合氏。「一本足打法」で世界の本塁打王が残した圧倒的な実績を無邪気な笑顔で称えた。

　二塁手も「高木守道さん」と即答した。代名詞のバックトスで魅了した「ミスタードラゴンズ」。二塁手部門の守備機会、刺殺、補殺は歴代1位。通算2274安打、盗塁王も3度獲得。走攻守そろったリードオフマンだった。他の候補も考えられるんじゃないかと問われると、「やっぱり守備とバッティングでしょ。あと試合数（2282試合）ね。2000本超えてるってのもあるしそこは文句のつけようがないところじゃないですか」と語った。