落合博満氏が選ぶ歴代ベスト9 捕手では「断トツ」「監督としては参考にしなかったけどね」

[ 2022年8月24日 17:05 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が24日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。「野球人・落合博満が選ぶベストナイン」と題し、日本プロ野球界で“オレ流”の基準で選んだ「歴代最強メンバー」を発表した。

 「捕手は誰を選びますか」とスタッフが問うと、落合氏は、「野村(克也)さん」と即答した。

 「(実際マスクを被っている時に)打席に立ったことあるけどね。“お前か、落合って”と言われたけれど」。落合氏は懐かしそうに当時のやりとりを振り返った。

 現役生活26年間、南海、ロッテ、西武で657本塁打、2901安打、1988打点を記録した。捕手で刻んだこの打撃成績は、他の追随を許さない。「やっぱり数字が物語っている世界。古田とか、谷繁っていう名前も出てくるんだろうけども、数字から言ったらノムさんが断トツ、群を抜いている」とした。

 野村さんは監督としても、プロ野球歴代5位の通算1565勝を挙げ、ヤクルトでは3度日本一に輝くなど、誰もが認める名将。スタッフが、指導者としての共通点を聞くと「参考にはしなかったけどね」と落合氏。「データ中心でやる野球と、俺の野球はつながるところはそうはないだけにね」ときっぱり言い切った。
  

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