松坂大輔氏 横浜高で指導実現に期待、学生野球資格回復 斎藤佑樹氏らも

[ 2022年2月3日 05:30 ]

松坂大輔さん
Photo By スポニチ

 日本学生野球協会は2日、プロ経験者が国内の高校、大学で指導が可能となる資格回復者を発表した。日米通算170勝を挙げた元西武の松坂大輔氏(41)、早実と早大で活躍後に日本ハムでプレーした斎藤佑樹氏(33)ら145人が認定され、アマチュア指導が可能になった。

 「平成の怪物」と呼ばれた松坂氏は、昨年12月までに行われたオンライン形式での資格回復のための研修会を受講。リポート提出などで資格回復が認められた。母校の横浜高・名塚徹野球部長は「普通の人ではできないことを経験し、特別なものを持っている。現役時代の取り組みや、やっておけば良かったことなど実際に教えてもらえるならありがたい」とコメント。学校側の判断なども必要となるが、98年に甲子園春夏連覇を果たしたレジェンドによる指導の実現を待ち望んだ。

 20年に資格回復認定を受けたマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏もこれまで智弁和歌山や今春センバツに出場する国学院久我山(東京)などを指導。松坂氏らによる指導行脚にも期待がかかる。

 ▼斎藤佑樹氏 (研修で)過去の歴史なども学べたのは、自分にとっても凄く有意義な時間でした。自分が経験してきたこと、蓄えた知識などを、これからアマチュア球界に還元できるような機会があればうれしいですし、自分なりに恩返しできたらと思っています。

続きを表示

2022年2月3日のニュース